庭木・芝生の管理
庭木のお手入れしてみませんか?
庭木の手入れについて簡単に一年の流れをご紹介致します。
『消毒』
春陽が訪れ気温が暖かくなると昆虫は活動的になります。 害虫を見かけたら早期に殺虫剤を散布すると効果的です。
雨の日が続いて土壌がじめじめしていると、うどんこ病にかかりやすいので予防に殺菌剤を散布します。
うどんこ病は葉っぱに白い粉がまぶしてあるように見えるカビです。
『剪定』
ツツジやアジサイなど、だいたいの花木は花が咲き終わるとすぐに剪定します。
アジサイは咲き終わった花の下から2~3節目を残すようにすぐ上の位置で切りましょう。
1年中緑の茂る常緑樹は剪定で樹木から伸びた枝の形を整えます。
『水やり』
雨が降らないときには樹木に水をやりましょう。 水は暑い日中を避けて夕方か夜、または早朝にたっぷりとあげてください。
気温の高い日中に水をやると、水が蒸発し樹木が蒸れてしまうので避けてください。
毎日水をあげてしまうと樹木が弱くなってしまいます。 樹木が毎日水をもらえることを覚え、根を下に張らなくなってしまいます。
水を容易にもらえる状態に慣れて、根が上のほうにあがってきてしまいます。
水がもらえなくなったときに根が地中深く張れていないと、うまく水を吸収できずに樹木が弱る原因となってしまいます。
土壌は乾いた状態と湿っている状態をサイクルすると根がしっかり伸びます。
夏期の施肥は避けましょう。 暑い時期は樹木の根の活動が低下して栄養を吸収しにくくなっています。
『剪定』
秋になると本格的に剪定を行なっていきます。
夏の暑さが過ぎて秋からは樹木があまり成長しないので枝を剪定すると綺麗なお庭でお正月を迎えられます。
『消毒』
秋期は毛虫がサナギになるために葉っぱをもりもり食べます。
虫を見つけたらすぐに殺虫剤を散布しましょう。
『剪定』
サルスベリやムクゲなどの花木は冬の休眠期に剪定します。次の花芽がまだ付いていないので樹形を整えましょう。
『水やり』
比較的気温のある日中に水やりをしましょう。夕方に水やりをすると樹木についた水が、翌朝に凍ることがあります。
『消毒』
カイガラムシが発生した場合は石灰硫黄合剤かマシン油を散布します。
石灰硫黄合剤は膜を張ってカイガラムシを窒息させますが、それに伴って樹木も呼吸しにくくなります。
そのため樹木が休眠している冬に行なう必要があります。
『施肥』
冬期になったら樹木に肥料をあげましょう。寒肥は春期に向けて樹木の根が活発化する前に栄養をどんどん吸収します。
春なると施肥の効き目が特に現れます。
芝生の管理
【植えつけの条件】
芝を植える条件としては、水はけが良いこと、日当たりが良いことが大切です。
日陰の場所やコンクリートのすぐ近く、車などに踏まれてしまう場所は不向きです。
駐車場に芝を植えたい場合は、車のタイヤが乗る部分にはレンガや石を敷いて養生します。
【水やり】
植えつけてすぐの時期は1日1回たっぷりとあげてください。
根がついてきたら3日に1回のように回数を減らしていきます。
雨が降らない時はしっかりと水をあげましょう。
【施肥】
肥料はこまめにあげてください。
葉が黄緑色っぽくなってきた場合は栄養を求めているので、すぐに施肥をしてください。
【目土】
1~2月頃の冬の時期に目土をいれてください。
【除草】
雑草はなるべく小さなうちに抜いてください。
除草剤を使用する場合は選択性の葉面散布を行なったり、種を発芽させない薬を散布する方法があります。
【刈込み】
芝は一定の芝高を保つと健康的で美しく見えるのでこまめに刈込みを行ないましょう。
※刈込みなどあまり手間をかけたくない場合には“トヨタのTM9”がおすすめです。
成長が遅いので刈込みの回数が少なくなります。
造園部門では年間管理業務も行なっております。
はじめにお客様のお庭を見させていただいて、木の種類や本数、大きさ、芝の手入れなどに応じて御見積りを作成致します。
お客様のご要望(花壇の植え替え、樹木の植え込みなど)に沿って行なっていきます。
各作業は事前にお客様に施工日をお知らせしてから行なっていきます。
年間管理に関する疑問など、お気軽にご相談ください。